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ネコの図書館

…「アイドルの探偵⁉」修正完了しました!「復讐という名の愛」修正中のため非公開です…
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07/01/01:15  ドッペルゲンガー

僕はね この世界に飽きてしまって
だからね 神様にもう一人の自分をお願いしたんだ
そしたらね 鏡を見ているかのように
目の前に 自分がいたんだ

面倒くさいことは全部 キミがやってよ
学校に行くのも 会社に行くのも
もう一人の自分の仕事でしょ?

どうなったって いいからさ
この窮屈な世界から逃げたいんだ
キミが泣いたって 知らないさ
どうせキミは僕のコピーなんだから




ボクはね 君の代わりに生まれてきて
だからね 神様に唯一無二のものをお願いしたんだ
そしたらね 急に胸が苦しくなって
よく似ている 君が嫌いになったんだ

面倒くさいことを全部 押し付けるなら
学校に行ってから 会社に行ってから
ボクが何をしたって自由でしょ?

どうなったって 知らないさ
君の環境をボクのモノにするんだ
君が泣いたって 知らないさ
君の居場所がボクの居場所になっても




もう あそこに君の居場所はないよ
だって あそこはボクの場所だから

何を ふざけたこと言ってるんだ
キミは 僕だろう

違うよ ボクは君じゃない
ボクは 君と姿形が似ていても

心だけは 完全一致していないのさ


「僕の代わりはたくさんいるよ」
君はそう言っていたね

それでもね 皆ボクに言うんだ
「なんか 前と性格が変わった?」

だからね ボクは気づいたんだ
ボクと君は 同じになんてなれやしない
ボクも 君も 唯一無二の存在なんだ って


そう言った キミは
泣いているように見えた




そこで 目が覚めた




どうなったって いいってさ
ずっと僕はそう思っていたんだ
僕が消えたって 変わらないさ
ずっと僕はそう思っていたんだ

どうなったって いいってさ
諦めて楽になっても
僕が消えたって 変わらないって
そう自分を嘲笑っても

僕が僕であることは消せない

僕が僕であったことは忘れられない



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