忍者ブログ

ネコの図書館

…「アイドルの探偵⁉」修正完了しました!「復讐という名の愛」修正中のため非公開です…
NEW ENTRY
06 2017/07 2 3 4 5 6 89 10 11 12 13 14 16 18 19 20 21 2223 24 25 26 27 28 2930 31 08

01/17/18:08  警部の観察眼


 知也は佳奈美と会った後、翌日までずっと佳奈美について調べていた。
しかし、何も出てこなくて、知也は頭を悩ませていた。
(絶対、何かあると思うんだよな……)

―ドンッ!―

 突然、部屋のドアが思い切り開いた。
それが誰なのか知也は分かっているようで、驚きもせず、そちらを見ようともせず、静かに言葉を発した。
「何度言ったらわかるんだ?ドアは静かに開けと言っているだろ、山本」
「……すいません」
 入って来たのは、山本明音、すなわち佳奈美に泣かされた() 女刑事だった。
「で、どうした」
 知也はそちらを見ずに、明音に尋ねた。
「……スエズカフェで、強盗です」
 明音は淡々と答えた。その声に感情はこもっていない。
いつもと違う明音の様子に、知也は違和感を覚えながらも、立ちあがり行く支度を始めた。
「分かった。行くぞ」
「え、私もですか?私はいいです。ここで違う仕事をしています」
 明音はそう言うとうつむいた。
「いいから、これは上司からの命令だ。一緒に行くぞ」
 知也は支度を終えると、明音の腕をとり、ドアの方へと歩きだした。
もちろん明音は困惑し、必死で抵抗しているが、男の知也に叶うわけもない。
あっけなく明音は連れて行かれたのであった。


拍手[0回]

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACKBACK

TRACKBACK-URL