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ネコの図書館

…「アイドルの探偵⁉」修正完了しました!「復讐という名の愛」修正中のため非公開です…
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12/20/18:02  事件の前

 翌日、佳奈美は大学が休みだったので、親友の田村櫻子と買い物に来ていた。
「あ~!!このバッグ、可愛い!買おうかしら。でもな……あっちのも可愛いし……迷うなぁ」
 櫻子はそう言いながら、あちこち歩き回っている。
そんな姿を佳奈美は可笑しそうに笑いながら見ている。
「ちょっと、カナ!なによ?何かおかしい?
 それに気づいたのか、櫻子は眉間にしわを寄せて、佳奈美に言い寄った。
「ふふっ。サクラ、あちこち歩き回っては何かブツブツ言っているんだもん。可愛くって」
 佳奈美は笑いながらそう答えた。
『可愛い』と言われたことが恥ずかしかったのか、櫻子は顔を真っ赤にさせた。
「か、か、可愛いなんて……」
 そう、櫻子はかなりに照れ屋なのだ。それを知っていて、佳奈美はわざと『可愛い』というワードを使ったのであった。まあ、実際に櫻子は可愛いのだが。
「ふふっ。ほんと、サクラ、可愛い!」
 佳奈美はそう言うと、櫻子をギュッと抱きしめた。
「ちょ、ちょっと!」
 抱きしめられている櫻子も、相変わらず顔を赤らめている。
「じゃ、さっさと買い物を終わらせて、そこのカフェででも、お茶しようか」
 佳奈美はそう言うと櫻子を放し、ニコッと笑った。
その笑顔をみて、櫻子はより一層顔を赤らめた。
「……そ、そ、その顔は反則だって……」
 しかし、そんなことに気づいていないのか、佳奈美は櫻子の悩んでいるバッグを見ている。
「やっぱり、こっちの方がいいとあたしは思うな」
「あ、う、うん!」
 櫻子は突然の佳奈美の変わりように驚きながらも、一応内心では一緒に考えていてくれたのかと思い、嬉しい気持ちを感じていた。
 その後、二人はお店を出て、先ほど言っていたカフェへと入った。
これから、最悪な事件に巻き込まれるとも知らずに……。





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