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ネコの図書館

…「アイドルの探偵⁉」修正完了しました!「復讐という名の愛」修正中のため非公開です…
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11/22/21:59  人気女優が見た悪夢


 勇気は撮影を終えると、慌てて恵理奈のもとへと駆けて行った。
「斎藤さん!少し、お話をうかがってもよろしいですか?」
「……ごめんなさい。私、この後まだ仕事があるの」
 恵理奈はそう行って、去って行こうとした。
しかし、そこへ運悪く、恵理奈のマネージャー島崎望実がやってきて、
「え?恵理奈さん、この後仕事ないですよ?」
 と、さらっと恵理奈の機嫌が悪くなるようなことを言った。
「……え?恵理奈さん、この後仕事ないんですか⁉」
「っち……空気読めないんだから……」
 恵理奈はものすごい顔で望実をにらんでいる。
「えっ?い、今、私、言ってはいけないこと、言っちゃいました?」
 望実はなぜ睨まれているのか理解できず、あせっている。
「実は、俺もこの後仕事ないんですよね。この後、飲みにいきません?」
 勇気はこれをチャンスだと思い、恵理奈を誘った。しかし、
「ごめんなさい。私、そういうお誘いは全部断ってるの」
といい、恵理奈は帰ろうとしたが、その腕を勇気がつかみ、
「ちょっとくらいいいじゃないですか。……ね?」
とアイドルスマイルをし、無理やり引っ張って行った。
「え?えぇ?い、いつからそういう関係に⁉っていうか、なんで私睨まれているんですかぁ!?」
 望実はまだ恵理奈に睨まれていて、まだあせっている。
「ちょっと!誘拐する気!?通報するわよ!」
 恵理奈はまだ抵抗している。
「おいおい……ガキじゃねぇんだから。ってか、マネージャーさんもなんとか言って下さいよ。俺、彼女に聞きたいことがあるんです」
 勇気はあきれたように苦笑し、望実に言った。
「は、はいっ!え、恵理奈さん!!私も行くので、一緒に飲みに行きましょう!せっかくのお誘いを断ったら申し訳ないですよ!」
「……っち。このくそマネージャーが。お前は私のマネージャーでしょ!?なんであいつの味方をしてんの……」
 恵理奈はものすごく機嫌が悪そうに望実をにらんだ。
望実は睨まれている理由がまだ分からず、戸惑っている。
「えっ?い、言っちゃいけませんでしたか……?」
「まぁ、詳しい事は飲み屋さんで話しましょう。俺、お勧めのお店があるんですよ」
 勇気がそういうと、
「そ、そうですよ!と、とりあえず、お店に行きましょう!」
と、望実もそう言い、結局店に行くことになった。
 もちろん、恵理奈は最後まで反抗し続けたが、望実と勇気によって無理やりタクシーに乗らされ、連れて行かれたのであった。

 勇気達は、勇気のおすすめの店、『山風レストラン』に来ていた。
「ここ、俺のお気に入りなんですよ。料理もおいしいし、夜景もきれいだし」
「……まぁ、確かに、外観はいいわね」
 ぶつぶつといいながらも恵理奈は、『山風レストラン』を気に入ったようだ。
そして、勇気達はレストランの中に入り、カウンターに声をかけた。
「あの、今日は個室でお願いします」
 勇気がそう言うと、カウンターにいた店員は、
「承知しました。すぐに担当の者に案内させるので、少々お待ち下さい」
と言い、担当の者に連絡を取っている。
 恵理奈は、そんな様子を見ながら、あることに疑問を抱いていた。
「……ねぇ、ここって、芸能人がたくさん来るの?」
「いや、そんなに来ないと思いますけど。どうしてですか?」
 勇気は突然の質問に驚いているようだ。
「だって、ここの店員さん、あまりにも芸能人に慣れてない?私たちを見て、少しも動揺しないわよ。普通は少しくらい動揺するのに」
「ああ……。それは、俺らが常連客だからだと思いますよ」
「俺らって?」
「えっと、SUNSHINEのメンバーです。よく、3人でここに飲みに来るんですよ。だから、多分、慣れてるんでしょう」
「なるほど、そういうことね」
 そんな何気ない会話をしていると、ようやっと担当者が来た。
「お待たせしました。それでは、個室の方にご案内いたします」
 担当者はそう言い、歩き始めた。勇気達はその後に続いた。

 少しすると、担当者は振り向き、
「お部屋はここでございます」
と言い、部屋のドアを開けた。
 その部屋はとても夜景がきれいで、落ち着いている部屋だった。
勇気達は部屋の中に入り、それぞれ座った。
全員が座ったのを確認すると、担当者は
「今日はご注文をどういたしますか?」
と勇気に聞いた。
「んっとね……。俺は、いつもので。斎藤さんたちはどうします?」
「ええっと……。どれがおいしいの?」
 恵理奈がメニューを見ながら勇気に聞いた。
「全部おいしいですよ。まぁ、オススメは俺が頼んだステーキかな」
「それじゃ、私はそれでいいです」
 そう言ったのは望実だった。
恵理奈は、肉がそんなに好きではないようで、違うものを頼むようだ。
「ステーキか……。私、肉ってそんなに好きじゃないのよね。だから、サラダパスタにするわ」
「承知いたしました。ご注文は、国産和牛ステーキが2つとサラダパスタ1つでよろしいでしょうか?」
「あ、そうだ。いつものお酒もお願いします。……斎藤さんたちって、お酒飲めますか?」
「私は大丈夫ですよ」
「私も大丈夫」
「では、国産和牛ステーキが2つ、サラダパスタ1つ、ボルドーワインが3名様分でよろしいですか?」
「はい。お願いします」
「承知しました。少々お待ち下さい」
 そういうと、担当者は部屋から出て行った。
少し沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは恵理奈だった。
「……なかなかいいところね。さすがSHUNSHINEはいいところで食事するんだ」
「まぁ。でも、ここ、意外と安いんですよね」
「……安い?ここ、安いの?」
 恵理奈と望実は不思議そうな顔をしている。
「はい。結構安いですよ。俺、最初ここに来たとき、びっくりしましたもん」
 勇気はその時のことを思い出したのか、少し笑っている。
「……へぇ。私も今度、ここに来ようかな」
「そういえば、恵理奈さん、こういうところ昔から好きでしたよね」
「えぇ。だって、落ち着くじゃない」
「まぁ、ここじゃあ、他の芸能人に会う事もないと思うし、いいと思います」
 勇気がそう言った途端、部屋にノックの音が響き、ドアが開いた。
「失礼いたします」
 入ってきたのは、担当者だった。
「お手拭きをお持ちしました」
 そういうと担当者は、お手拭きを一人一人の前に置いていった。
「……」
 また沈黙が訪れる。
そして、沈黙が続いたまま、担当者は一礼してから部屋から出て行った。
「……それで、私に話って何?」
 恵理奈は、この空気に耐えられなくなったのか、率直に勇気に聞いた。
「……え?もしかして、能力の話をするために恵理奈さんを誘ったんですか!?」
 望実は、とても驚いた顔をして、パニックになっている。
「……あのね、この話をしなきゃいけなくなったのは、あんたのせいなんだからね?あんたが、行きましょうなんて言うから、私は行かないつもりだったのに行く羽目になって……!」
 恵理奈は望実をにらんでいる。
「あ、そ、そういうことだったんですか!す、すみません……」
 望実はやっと睨まれている理由が分かり、納得したような顔を一瞬したが、睨まれていることに気づき、ものすごく申し訳なさそうな顔をしている。
「……はぁ。もういいわよ。来ちゃったんだもん。しょうがないわ。……それに、こんないいお店を知ることができたし」
 恵理奈は仕方がなさそうに言った。
「え、恵理奈さん!ありがとうございます!やっぱり、恵理奈さんは優しいですね!」
 望実はとてもうれしそうな顔になった。
「……分かりやすい人」
 勇気はぼそっと呟いた。
「……それで、話って何?」
 恵理奈は今までの和やかなムードとは違い、真面目な顔になって勇気に聞いた。
「えっと……斎藤さんの能力についてです。その能力で、具体的に見えるものを教えて頂けませんか?」
 勇気も真面目な顔で答えた。
「……そんなことを聞いてどうするの?まさか、殺人事件を止めるとか言うんじゃないわよね?」
「そんなこと、言うわけないじゃないですか。ただ……7年前にある事件を見たことあるかなって思って」
 勇気は、苦笑いしながら言った。
「……7年前?7年前って……もしかして……」
 恵理奈は何か心当たりがあるようだ。
「恵理奈さん、落ち着いてください。あの事かどうかまだわかんないじゃないですか」
 望実も、恵理奈の心当たりを分かっているようだ。
「あの事って?」
 勇気は緊張した顔で聞いた。
「……私からは言えない。島崎さん、言ってくれる?」
 恵理奈はものすごく顔色が悪い。
「分かりました。私からお話しします。あの事っていうのは、7年前にあった『高校生殺害事件』です。あったでしょ?高校2年生が、通り魔に殺された事件」
 その事を聞いた途端、勇気は少し震え始めた。
「……畑山さん?どうかしました?」
 勇気は、望実に話しかけられ、我に返った。
「あ、す、すいません。ちょっと、考え事をしていて」
 そういう勇気の顔色はものすごく悪い。
「体調でも悪いんですか?顔色悪いですけど……」
「いや、本当に何にもないんです。お話を続けてください」
「そうですか……。それじゃあ、話の続きをします。その事件、実は恵理奈さんの地元で起こったんです。恵理奈さんは生まれ故郷で惨い殺人事件が行われていることを予知しました。しかも、何度も包丁で刺されて殺されるんです。いろんなところから血が出て、それをみた恵理奈さんはしばらく、外に出ることができませんでした」
 勇気は、さっきよりも顔を青くして、震えている。
恵理奈も、思い出したかのように、少し震えている。
「……畑山さん?」
 望実は、勇気の異変に気がついたようだ。
「……す、すいません……。ちょ、ちょっと、思い出しちゃって……」
「……何かあったんですか?」
「……実は、その殺された高校生、俺の友達だったんですよね。それで……今日は、斎藤さんにその事件について聞きたかったんです。……もう、この話をしても大丈夫だと思ったんですけどね。やっぱりまだ駄目みたいです」
勇気は泣きそうな顔で無理に笑っている。
「……そうだったんですか……」
 望実も、暗い顔になった。

―コンコン―

 そんな中、ノックの音が響き、ドアが開いた。
「失礼します。お料理をお持ちしました」
入ってきたのは、担当者だった。担当者は料理を一人一人の前に置き、ワインも注いでいった。
 そして、すべてが終わると、
「しつれいします。また何かありましたら、お呼びください」
といって部屋から出て行った。
「……さぁ、とりあえず、料理を食べましょう?冷めないうちに」
 そう言ったのは勇気だった。まだ顔色は悪いが、震えは治まったようだ。
「……そうね。食べましょうか」
 勇気の言葉を始めに、皆食事を始めた。
「……」
 誰も何も話さない。
しかし、その沈黙は勇気の言葉によって破られた。
「……あの……思い出させるようなことをいって申し訳ないんですが、もっとその事件の具体的な事について教えてもらえませんか」
 勇気は、言いにくそうに言った。
「……でも、大丈夫なんですか?」
「はい……。そのために、今日、ここに来たんで」
 勇気は決心したようだ。
「では、私が……」
 望実が話をしようとしたとき、恵理奈が言葉を遮った。
「島崎さん。この話は実際に夢をみた私が話した方がいいでしょ?」
「でも……」
 望実はものすごく心配そうだ。
「……大丈夫よ。私はもう、昔に比べて強くなったわ。それに……彼が真実を知りたがっているのなら、教えてあげないとね。まぁ……夢の話だから、実際に起こったこととはまた違うかもしれないけど」
 恵理奈の決意に望実は折れたようで、
「……分かりました。くれぐれも、無理をしない程度で話して下さい」
「ありがとう。で、畑山さん。お話をしてもいいですか?」
「はい。お願いします」
 勇気は緊張した顔で返事をした。
「それでは、話しますね……。あれは、七年前の11月5日でした……」
 そういって、恵理奈はある事件の話を始めた。

―七年前 11月5日―
 夜遅くに1人の少年が道路を歩いている。
高校生ぐらいだろうか。部活帰りのようで、疲れたような顔をしている。
「あぁ。今日も疲れたな」
 少年は歩き続けている。しかし、しばらく歩いていると何者かが後をついてくる気配がした。
「……?」
 少年は不思議に思い、歩くのをやめ、後ろを振り返った。
そこには、黒いスーツを着た男がいた。
少年は、その黒いスーツを着た男を見た途端、顔を青ざめた。
そう、そのスーツの男は刃物を持っていたのだ。
少年は後ずさりし、何か男に向かって言っている。
しかし、恵理奈の耳には、何を言っているのか分からない。
男は少年に刃物を向け、走り出した。
そして、少年に刃物を突き刺したかと思うと、また刃物を抜き、もう一度少年に突き刺した。
少年は倒れこんだ。
男は倒れこんだ少年にさらに刃物を何度も突き刺した。
しばらく刺し続けると、男は刺すのをやめて、歩いてどこかへ去って行った。
そして少年は、すでに息絶えていて、血まみれの状態だった。

「……というわけなの」
 恵理奈はとても悲しそうな、つらそうな顔をしている。
「……っくそっ……龍也……苦しかったよな……」
 勇気の頬には涙が伝っていた。
「……畑山さん……」
 望実は二人に何と声をかけたらよいのか分からないようだ。
「……犯人の顔は見てないんですよね?」
 勇気は決意をしたように、強い瞳で恵理奈を見た。
「……はい。犯人の顔は分からないんです。……でも、一つだけ、言えることがあります。あの事件は、通り魔の殺人事件じゃありません」
「「……え?」」
 勇気と望実は二人して、驚いた顔をしている。
「どういう事ですか?恵理奈さん、あの事件は、通り魔の仕業だといわれているんですよ?」
「……警察の調べだとね。でもね、私、絶対あの事件は通り魔の仕業じゃないと思うの。あれは、何か口封じをするために殺したとしか思えないわ。……まぁ、私の夢の中だとね。」
「……口封じ……」
 勇気は口封じで殺されたことに、何か覚えがあるようだ。
「その、殺された人って、あなたのお友達だったんでしょ?何か、口封じで殺されるような重要な事を知っていたの?」
「……あの事件の当日、龍也は俺に、こういったんですよ。『ようやっと、真実を見つけた。これで、復讐できる。今まで、ありがとうな、勇気』って。だから、その真実を口封じするために、龍也は殺されたのかもしれない」
「その、真実っていうのは、どういう内容なの?」
「分からないんです。明日教えるって言って、教えてくれなかったんです。……でも、しいて言うならば……あいつの……龍也の両親と、俺の……姉ちゃんを殺した犯人について……だと思います」
「……両親とお姉さんを殺した犯人?」
「はい。龍也が小学4年の時に、龍也の両親が殺されて、龍也はずっとその真実について調べていました。……犯人に復讐するためにね。それで、俺が高校1年になった時、姉ちゃんが通り魔によって殺されたんです。龍也と同じような感じでね。姉ちゃんは刑事で、龍也の両親が殺された事件について調べていたから、もしかしたら、口封じで殺されたのかもしれない」
「……確かに、その可能性はありますね。」
 望実は何か考えているようだ。
「はぁ。その犯人、もし同一犯だとしたら捕まったら即死刑ね。3人は殺しているんだから」
 恵理奈は淡々と言った。
「……そうですね。悲しい世の中です。人が、簡単に殺されてしまうなんて……」
 勇気は悲しそうな顔をしている。
「……もしかしたら、その犯人、1人じゃないかもしれません」
 突然、望実がつぶやいた。
「「……え?」」
 二人とも、望実の言った意味が分からないようだ。
「だから、その畑山さんの友達とその人の両親とかを殺した犯人は、1人じゃなくて、グループによる犯行かもしれないっていうことです」
「どうして、そう言いきれるの?」
「そうですよ。何の証拠もないのに……」
「確かに、証拠はありませんが、グループによる犯行だと思わせる点がいくつかあります」
「……グループの犯行……?」
 二人とも望実の言った事について、いろいろ考えているようだ。
「まずはじめに、通り魔の犯行にするにはいろいろ準備が必要となります。通り魔にするなら、通りすがりで殺すような感じにしないといけないし、捕まらないようにするには証拠を残さないようにしないといけない。それをすべて1人でやるには大変です」
「それだから、グループによる犯行かもしれないのね」
「はい。さらに、もっとグループによる犯行だという事を裏付けることがあります。それは、畑山さんの友達の両親と畑山さんのお姉さんが殺されていたこと。そして、その真実を突き止めた畑山さんの友達が殺されたこと。この二つは同一犯によるものだと思われます。畑山さんの友達の両親を殺すのは一人では無理だと思われますし、これはグループによる犯行だと思います」
 望実は淡々と説明した。
「……でも、龍也の両親を殺した犯人は、1人だったんです」
「……え?」
 勇気が残念そうにつぶやいた。
他の二人はとても不思議そうな顔をしている。
「それって……」
「龍也の両親は、別々のタイミングで殺されたんですよ。まず、龍也のお母さんが家に帰ってきて、待ち伏せされていて、犯人によってナイフで一突き。次に龍也のお父さんが会社から帰ってきて、またもや待ち伏せされていて、犯人によってナイフで一突き。……その様子を、龍也、物置の陰から見ていたそうなんです。同じ犯人で、1人しかいなかったって。龍也は怖くて物置から出れなかったそうで。お母さんが殺された後、龍也は駆け寄ろうとしたらしいですが、その時に一緒にいた龍也のお姉さんに止められたそうです」
「……そんな……」
 勇気から聞かされた驚きの真実に、二人は戸惑いを隠せずにいた。
「……っていうことは、畑山さんの友達の両親を殺したのは1人なの?」
「はい。それは、龍也が俺に話してくれました」
「それじゃあ……やっぱり犯人は1人?でも、1人で何人も殺せるなんて事、出来るわけがないですよ……」
 望実は少しがっかりしたような顔をしている。
「まだわからないですよ。両親を殺したのは1人でも、その1人に協力して龍也とかを殺したのかもしれないですし」
「……まぁ、その可能性のなくはないわね……」
 恵理奈のその言葉を合図に、沈黙が訪れた。
三人とも何も話さず、とても静かだ。
その沈黙を破ったのは勇気だった。
「まぁ、こんなところで話していても意味もありませんので、そろそろ帰ります?」
「……そうね。島崎さん、帰りましょう?」
「はい」
 三人とも席を立った。
「んじゃ、行きますか」
 その勇気の言葉を合図に、順番に部屋から出て行った。
そして、会計を済まし、三人はバラバラと帰って行った。




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