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ネコの図書館

…「アイドルの探偵⁉」修正完了しました!「復讐という名の愛」修正中のため非公開です…
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07/26/20:56  ところで…誰!?



 勇気達は少ししゃれたホテルのバーへと着くと、和やかな雰囲気で酒を飲み、会話を始めた。
しばらく普通に会話していたのだが、酔っぱらってしまったのか、誠が突然大きな声で、
「……あのさぁ、ずっと疑問に思っていたんだけど、あなた、誰ですか!?」
 と望実を見て言った。
「あなたは分かりますよ?人気絶頂の女優の斎藤恵理奈さんでしょ?なんであの場に居たのか、よくわからないですけど、何より分からないのは、あなたのことだっ!あなたは一体何者なんだ⁉」
 誠は酔っぱらっているせいで、いつものような冷静さがない。
「っぷ。いきなり何を言うかと思ったら、島崎さんの事?この人は、斎藤さんのマネージャーさん」
「んでぇ、なんで、斎藤さんたちが俺らと一緒に居たのかと言うとぉ……斎藤さんのぉ……あるぅ……」
 賢人も酔ってきたのか、口が回っていない。
そして、恵理奈の秘密を言おうとしたので、勇気は慌てて賢人の口をふさいだ。
「お前、酔ってるんだから少し黙ってろ!」
 勇気はそう言うと、賢人を押し倒した。
「ふごっ」
 賢人は変な声を上げると、気を失った。よほど勇気の力が強かったのだろう。
「ふふっ。言っても大丈夫よ。畑山さんや石川さんが信頼している人だもの、森田さんも口が堅いはずよ」
 恵理奈は優しく微笑んだ。

―ドキッ……―

 勇気は恵理奈のかわいらしく、儚い笑顔に胸を高鳴らせた。
「さ、斎藤さんがそう言うのなら……」
 勇気はそう言うと恥ずかしさもあったのか、うつむいた。
「教えてぇ」
 誠は勇気の腕に絡みついた。
「分かったから、離せって!男同士で気持ち悪いだろ」
 勇気は少し嬉しそうだったが、誠の腕を無理やり離した。
「んで、斎藤さんと一緒なのは……」
 勇気は誠に今までの事をすべて話した。
もちろん、能力の事もだ。
恵理奈は少し辛そうだったが、隣で望実が手を握っていてくれたので大丈夫だったようだ。
そんな様子をチラチラと気にしながら、勇気は話していた。
「……ふぅん。それなら、あの事件も……」
 誠は少し酔いがさめたようで、真顔で言った。
「あの事件の事も聞いた。そしたら、やっぱり見ていたみたい」
「そうか……。なら、事件解決につながるかもな」
 誠は嬉しそうに微笑んだ。
「あぁ。絶対に、犯人を見つけてやる」
 勇気は力強くそう言った。
そんな様子を、恵理奈は少し心配そうに見ていたのだった。



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コメント

段々盛り上がってきましたね。楽しみにしてるので頑張って下さい!それとイナクナルが完結したので次は短編ミステリを書きます。よければ見てみてください。感想お楽しみに!

Re:コメント
コメント、ありがとうございます!(^^)!
短編ミステリー、楽しみにしていますね(*^^)v
2013/08/08 18:33
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