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ネコの図書館

…「アイドルの探偵⁉」修正完了しました!「復讐という名の愛」修正中のため非公開です…
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10/22/19:00  ずっと気になっていたこと

 望実が帰ってきて、やっといつも通りの雰囲気になってきた時、突然望実が勇気と恵理奈を見て言いだした。
「ところで、いつからお二人はそういう関係になられたんですか?」
「「ッブッ!」」
 あまりの一言に、勇気と恵理奈は口にしていたものを吹き出しそうにいなった。
「えぇ?島崎さん、気付いていたんですかぁ?鈍そうなのに、そう言う事に関しては勘がいいんですねぇ」
 酔っているのか、誠は変な言い方をしている。
「そりゃあ、気付きますよ。二人、時々見つめあっては優しく微笑んでいるんですもん。私のいない間に何があったんですか?」
 望実はニヤニヤしながらそう聞いた。
「え、えっと……お、俺ら、付き合ってます!」
 勇気は少し酔っていたのか、思いっきり大きな声でそう叫んだ。
「ちょ、ちょっと、勇気!こ、声大きいって」
 恵理奈は恥ずかしそうにうつむいた。
「あ、わ、悪い!つ、つい」
 勇気も意外に大きな声だった事に気付き、恥ずかしそうにうつむいた。
「ふふっ。いつかは結びつくだろうな、とは思っていましたが……。おめでとうございます」
 望実は茶化すこともなく、優しく微笑んだ。
二人は相変わらず恥ずかしそうにうつむいている。
「こいつらねぇ、同居しているんですよ。しかも、島崎さんが帰ってきたら、結婚しよう、とか勇気の奴、プロポーズしちゃってさ……」
 賢人はつまらなそうにそう言った。
「えぇ⁉じゃあ、二人、結婚するんですか⁉」
 望実は驚きのあまり、大きな声で叫んでしまった。
「ちょ、ちょっと、島崎さん声大きいって!」
 恵理奈は恥ずかしそうに島崎さんの口をふさいだ。
「結婚はいいぞぉ。俺、結婚してそう思った」
 誠はそう言いながら、自分の指にしている結婚指輪を見せた。
「えぇ⁉森田さん、結婚なされたんですか⁉」
 望実は再び大きな声で叫んだ。
「まぁ。俺、今まで本当の恋なんてしたことなかった。だけど、今の奥さんに出会って、本当に大切にしたいって思えたんだ。だから……まぁ。そういう事ですよ」
 誠はそう言いながら、自分の指に着けている指輪を愛おしそうに見つめた。
「……っちぇ。皆してなんだよ。先越しやがって……」
 賢人はそんな姿を見て、ふてくされている。
「まぁまぁ、私も一緒ですから。私も……今度はちゃんとした恋をしよう」
 望実は賢人を慰めながらも、過去の恋を心の中で終わらせることができたように見えた。



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